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日本語作文クラス

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9月29日 日本語クラスのコメント

投稿日時:2012/09/29(土) 17:43

◇二学期に入ってからは、新聞コラムなどの難易度の高い文章を読み、そのトピックやトピックセンテンスなどを確認しながら、文章を構造的に捉える視点を養っています。この力は自分で作文を書くときにも応用可能で、9月の3回の授業ではいずれも読んだ文章を踏まえて、自分の作文を書くという課題に挑戦しています。

◇今日の課題文でも、トピックを捉えてからトピックセンテンスをまとめ、対照的な内容や同内容の言い換えなどに注目してもらいました。文章を構成する各部品がどのような働きをしているかを捉え、その後、課題文と同じように自分なりのコラム(400字)に挑戦しました。

◇時間の関係で、最後の問題は家でやってくるということにしてあります。次回KSSに参加する際に、ぜひ400字のコラムを持ってくるようにしてください。授業後に目を通してコメントとともにお返しします。

二学期からの日本語作文講座

投稿日時:2012/09/01(土) 18:41

◇二学期からの日本語作文講座では、一学期よりも文章の読み方・書き方を重視します。今日参加した子どもたちは、「テキストの文字数がこれまでよりも多い!」と感じたかもしれません。そうは言っても、一学期と同様、「考える方法」にもこだわっていきますので、「変わってしまうのでは・・・」などといった心配はご無用です。
 
◇今日の授業では、キーワードからキーセンテンスを作成し、さらに具体例を付け加えて200字の文章を書きました。題材はロンドンオリンピックです。感動したことをキーワードに集約し、そこからキーセンテンスを作成、最後に具体例を加えていきました。
 
◇キーワードは、「なでしこジャパン」でも「フェンシング」でもよいのですが、「負けても最後は笑顔」とか、「最後まであきらめない粘りの勝利」といったように、ひとひねりする表現をひねり出し、そこから文章を書いてくる子どももいました。子どもたちの才能には驚かされますね。時間が足りなくて今日は書ききれなかった子どもには、次回の授業で見るからと伝えておきました。ぜひ次回9月15日に、書いたものを持ってきてください。

7月21日 日本語クラスのコメント

投稿日時:2012/07/21(土) 19:10

◇授業担当西森さんからのコメントです。

1学期最後のKSS日本語講座は「個人と社会」というテーマの最終回で締め括りました。

まず、漫画を題材に、ストーリーの続きをそれぞれの想像力に任せて書いてもらうことからスタートし、他の参加者と積極的な意見交換を行いました。
少ない情報の中から多様な着眼点で実に様々なストーリーが繰り広げられ、中には大爆笑を巻き起こしたものもありました。

また、そのユニークなストーリーから得られる気づきを「個人と社会」の関係から抽象的にまとめる際にも、すらすらと文章を書くことができる参加者が増え、思考の整理がしっかりとなされているなと感じました。

さらに、楽しそうに発言してくれる姿からは、想像力だけでなく、それをアウトプットする力も着実に上がってきていることを感じられ、非常に嬉しく思いました。

1学期のKSS講座は本日にて終了となりますが、9月1日から2学期の講座を開講します。多くの皆さんとまたお会いできるのを心から楽しみにしています。

7月14日 日本語講座のコメント

投稿日時:2012/07/16(月) 23:23

日本語講座担当の西森さんから授業のコメントが届きましたので紹介します。

◇本日の日本語講座では、前回に引き続き「個人と社会」
というテーマで授業を行いました。

◇“嘘も方便”ということわざを切り口に、身近な友人関係からナチスとアンネフランクの歴史まで、多様な状況における“嘘”の善悪について、それぞれの考えをまとめる練習を行いました。一般的には、嘘をつくことは悪いことだと言われますが、時と場合によっては“嘘も正義”になり得ることを知り、参加者は“何を以て善悪を判断するか”に頭を悩ませていました。

◇難しいテーマではありましたが、視野を広げる良い練習になったとの声もいただきました。

7月7日 日本語クラスのコメント

投稿日時:2012/07/08(日) 13:47

◇本日のKSS日本語講座のテーマは、「個人と社会」です。個人の望むものと社会の求めるものの相違を「公平」という観点を用いて議論を行いました。

◇「公平」とは、「
皆に平等なものを与える」だけでなく、「個々人の嗜好に合わせて満足度を最大化させる」という考え方もあるということを、身近な体験から社会問題まで幅広く取り上げながら導きました。

◇生徒の感想の中には、「どちらが公平かは時と場合によるが、重要な観点なので忘れてはいけない」といった人生の教訓のようなものもあり、非常に充実した時間となりました。


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