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日本語作文クラス 2012/7

7月21日 日本語クラスのコメント

投稿日時:2012/07/21(土) 19:10

◇授業担当西森さんからのコメントです。

1学期最後のKSS日本語講座は「個人と社会」というテーマの最終回で締め括りました。

まず、漫画を題材に、ストーリーの続きをそれぞれの想像力に任せて書いてもらうことからスタートし、他の参加者と積極的な意見交換を行いました。
少ない情報の中から多様な着眼点で実に様々なストーリーが繰り広げられ、中には大爆笑を巻き起こしたものもありました。

また、そのユニークなストーリーから得られる気づきを「個人と社会」の関係から抽象的にまとめる際にも、すらすらと文章を書くことができる参加者が増え、思考の整理がしっかりとなされているなと感じました。

さらに、楽しそうに発言してくれる姿からは、想像力だけでなく、それをアウトプットする力も着実に上がってきていることを感じられ、非常に嬉しく思いました。

1学期のKSS講座は本日にて終了となりますが、9月1日から2学期の講座を開講します。多くの皆さんとまたお会いできるのを心から楽しみにしています。

7月14日 日本語講座のコメント

投稿日時:2012/07/16(月) 23:23

日本語講座担当の西森さんから授業のコメントが届きましたので紹介します。

◇本日の日本語講座では、前回に引き続き「個人と社会」
というテーマで授業を行いました。

◇“嘘も方便”ということわざを切り口に、身近な友人関係からナチスとアンネフランクの歴史まで、多様な状況における“嘘”の善悪について、それぞれの考えをまとめる練習を行いました。一般的には、嘘をつくことは悪いことだと言われますが、時と場合によっては“嘘も正義”になり得ることを知り、参加者は“何を以て善悪を判断するか”に頭を悩ませていました。

◇難しいテーマではありましたが、視野を広げる良い練習になったとの声もいただきました。

7月7日 日本語クラスのコメント

投稿日時:2012/07/08(日) 13:47

◇本日のKSS日本語講座のテーマは、「個人と社会」です。個人の望むものと社会の求めるものの相違を「公平」という観点を用いて議論を行いました。

◇「公平」とは、「
皆に平等なものを与える」だけでなく、「個々人の嗜好に合わせて満足度を最大化させる」という考え方もあるということを、身近な体験から社会問題まで幅広く取り上げながら導きました。

◇生徒の感想の中には、「どちらが公平かは時と場合によるが、重要な観点なので忘れてはいけない」といった人生の教訓のようなものもあり、非常に充実した時間となりました。


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